本当に久しぶりに千歳川の川下りをすることにした。



クルマを入れ替えたので、キャリアのアタッチメントを取り寄せ取り付け、念のため警察に積載長の確認。





前日に埃にまみれたカヌーを出してみたら、案の定浮力体が潰れていたので空気を入れて準備した。



翌日は朝から雨。諦めようかなと思ったら少し晴れてきたので、少し遅いけどカヌーをカートップして出発。



でも札幌を抜けたあたりで雲行きが怪しくなり、途中コンビニに寄る頃にはけっこうな雨。開き直ってクルマを進めると、千歳の手前で晴れてきた。




スタート地点の蘭越も晴れていたので、カヌーを下ろして着替えていると、横に停まっていたクルマから男性が降りてきた。ルアーのバックラッシュを直していたそうだ。



少し話をした後でクルマをゴール地点の高速道路高架下まで走らせていると、またもや大粒の雨。今日はダメかな…と思いながらゴール地点に着いたらまた晴れ間が射してきた。





蒸し暑かったけど急に雨が降ることを考えて、濡れてもいいようにパドルジャケットを腰に巻いて、蘭越のスタート地点まで徒歩で戻る。途中のゴルフ場ではイベントを行っているらしくシャトルバスが何台も通り過ぎた。






スタート地点に戻ると先ほどの男性が竿を振っていた。あいさつしていよいよ出発。本当に久しぶり。雨降ったばかりなのに水も透明な千歳川、気持ちが良い。雨交じりの天気が嘘のように陽も射してきて、まったりと川下りを楽しんだ。





10年前に買った防水カメラで水中撮影してみた。




写真撮ることできなかったけど、ヤマセミが何度も目の前を横切り、頭首工脇には釣り人と間違えるくらいシュッとしたアオサギがいた。頭首工の魚道は雨で水量たっぷりだった。





古いコンデジはピント合わせるのが難しい。





途中で休憩しながらパン食べるつもりだったけど、気づいたら蛇籠の瀬。ここも水量があって楽だったけど、波をまともに受けてかなり水が入ってきた。



足元を見ると防水ポーチに入れたスマホや財布が水に漬かってる。何年も使い倒して経年劣化したポーチが破けてた。



慌ててカヌーを固定しスマホや財布を救出し、気を取り直してリスタート。



程なく高速道路の高架が見えてきて、後片付けしてクルマを走らせてたらまた雨が降ってきた。






日頃の行いが良かったのかな、ちょうど雨の隙間で川下りを楽しめた。