また近郊の低山登山に行こうと思ったけど、数日前に季節外れの雨が降って、アイゼンないと転びそうなので、久しぶりに野幌森林公園を散策することにした。
夜明け前に目が覚めて、コーヒー淹れながら出発準備。
まだ夜明け前の道を走る。西の里方面からスタートしようと思ったら、駐車場がなくて結局百年記念塔の駐車場まで戻ってクルマを停めた。
朝早すぎるせいなのか、クルマは全く停まっていない。冬なのに水洗トイレが使えた。
リュックとスノーシューを持って散策路に入った。
百年記念塔左の「ふれあいコース」を進み自然ふれあい交流館を目指す。なんとなく道が付いているけど、キツネの足跡しかなかった。
太陽が昇り、ようやく明るくなってきた。
遊歩道をショートカットして進むと、程なく自然ふれあい交流館が見えてきた。
自然ふれあい交流館でひと休みしてると、係員らしき人がやってきた。冬でも開館しているそうだ。
「中で飲食もできますよ。あと、スノーシューはマナーを守って、道を外れないでくださいね。」と優しく声をかけられた。
「え?さっき遊歩道ショートカットしちゃいました。」
「・・・。他の人がコースアウトすると危険なので、気を付けて下さいね。」と満面の笑みで注意される。
ここから先は軽く除雪されているようだし、スノーシューを脱いで歩くことにした。
クロスカントリースキー跡の横を黙々と歩いた。
全く人気がない中、野鳥の鳴き声が響き渡る遊歩道。
雪で遊歩道が埋もれていると思い、念のためスマホのGPSアプリを設定しておいた。オフラインでもしっかり道を拾ってくれて心強い。程なく瑞穂池に着いた。
東屋でひと休み。
そろそろ引き返す事にした。道なりに進むと北海道開拓の村の脇に出た。
ドラミングの音が聞こえて見上げると、すぐそばにアカゲラがいた。
百年記念塔が見えてきた。この時間になると、クロスカントリースキーのおじさんや親子連れ、散策に来た年輩の夫婦など少しだけ賑やかになってきた。
・・・さぁ、帰って洗濯しよう。