富里湖森林公園キャンプ場で軽登山キャンプをしてみた。

hirunex

2006年06月20日 18:00

本当に久しぶりに連休が取れたので、下校してきた子供を連れて富里ダムにやってきた。



聞くと明日は息子は遠足らしい。

一緒に一泊して朝早く帰ろうと思ったけどハードスケジュールで息子が可愛そうなので、夕食を一緒に食べたあとに息子だけ家に送り届け、またテントサイトに戻ってくることにした。





すっかり貸しきり状態のテントサイトだったけど、息子を送りに行こうとした時にカップルがテントをたて始めた。

彼氏に声をかけると笑顔でシカト。

失礼な奴だ…とよく見ると外人さんだった。言葉がわからず愛想笑いだったらしい。

日本人の彼女が「彼はオランダ人なんですよ」と笑顔で話てくれた。




息子を送り食べ残した夕食をつまみにビールを呑んだ。最近寒い日が続いていたが今日は少し暖かくて外にいても居心地が良い。

ほろ酔い気分でいるとクマが遊びに来てくれた。酔い覚ましにコーヒーを飲みながら夜は更けていった。




目覚めて時計を見るともう9時半過ぎ。
外に出てみると昨日のカップルはまだ寝ている。





けっこう寝坊なんだななどと思いながら食器を洗い、コーヒーを入れて朝食をとり、歯を磨きながら時計を見ると・・・まだ7時前。

どうやら寝起きで時計を見間違えたらしい。

一気に眠くなったが陽も射してきて気持ちがいいので愛犬とサイトを散歩した。



しばらく寛いでいると駐車場に観光バスがやってきて驚いた。ぞろぞろと降りてくるのはなんと登山客。

添乗員の指示で準備運動をはじめ、おばちゃん方はキャンプサイトに下りて来て大笑いを始める。

しばらくして起きだしてきたカップルはいきなりテントをたたみ始めた。

今日は予定もないし昼過ぎまでゆっくりしたかったが、騒々しいので撤収することにした。
テントをたたみ終える頃には団体さんは仁頃山に向かってぞろぞろと歩いていった。




このまま帰るのももったいないし、せっかくだから自分も軽く仁頃山を登ることにした。小さなショルダーに雨具と水を入れ、愛犬とともに山頂を目指した。




愛犬は1合目でバテて歩けなくなってしまい、仕方が無いので担いで登る。せっかく軽装だったのに片手に8キロの愛犬を担ぐとさすがに重い。登っていくと登山客にバンバンすれ違う。平日なのにものすごい賑わいだ。






山頂に着くと小雨が降っていた。

眺望もまったく望めないし半袖で寒かったのですぐに下山することにする。愛犬は相変わらず歩かないので仕方なく抱きかかえて黙々と下る。



途中にょろにょろと動く木を見つけた。
いや、蛇だった。
写真を撮ろうと近づくとものすごい速さで藪に消えていった。



そしてしばらく歩くと山道を爽やかなテニスウェアで身を包んだ男性とすれ違った。
よく見るとゴンタだった(笑)



一緒に下山して、キャンプサイトで一服して帰路に着いた。

帰り道ではガリガリに痩せたキツネが物欲しそうな目でこっちを見ていた。



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